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リウマチ・膠原病内科

このような症状はありませんか?~早期発見の重要性~

リウマチ性疾患や膠原病は症状が多岐にわたり、初期には見過ごされることも少なくありません。関節リウマチでは、発症後すぐに関節の破壊が進むことが知られており、早期に適切な治療を開始することで、炎症のコントロールや関節破壊の進行抑制が期待できます。
また、早期治療により、症状の進行を防ぎ、痛みや炎症がない寛解状態を維持できる可能性も高まります。

もし以下の症状が続く場合は、早めに専門医の診察を受けることをおすすめします。

このような症状にお困りではありませんか?

  • 手や足の指、手首、膝、足首などの関節の腫れや痛み
  • 朝のこわばり(起床後30分程度で軽快することもあります)
  • 関節を動かさなくても痛みが生じる
  • 全身の倦怠感、身体の重さやだるさ
  • 微熱が続く、または発熱がある
  • 目や口の乾燥が長く続く
  • 寒さで手足の指先の色が変わる(レイノー現象)
  • 皮膚科治療で改善しない皮疹
  • 首、脇の下、鼠蹊部などのリンパ節の腫れ

 

症状は人それぞれで多様なため、他科を受診してからリウマチ・膠原病内科を紹介される方も少なくありません。リウマチ・膠原病の治療は早期発見・早期治療が重要なため自己判断せず、早めにご相談ください

 

リウマチ・膠原病とは~自己免疫の異常による全身疾患~

膠原病は関節リウマチをはじめ、全身性エリテマトーデス(SLE)、血管炎、筋炎など、慢性的な炎症を特徴とする疾患群です。
本来、細菌やウイルスから体を守る免疫システムが、自分の臓器や細胞を攻撃してしまう「自己免疫異常」が原因で、全身の様々な組織に慢性的な炎症を引き起こします。
骨や軟骨、筋肉などの結合組織や血管に特徴的な変化が生じ、多くの臓器に障害が見られることもあります。膠原病には数十種類の疾患があり、多くは国の指定難病に含まれます。

 

主な疾患

関節リウマチ(RA)
関節の滑膜に炎症が起こり、腫れや痛みを生じます。進行すると関節破壊や変形、機能障害に至る慢性疾患です。手指、手首、肘、肩、膝などが痛み、左右対称に症状が出ることが多いのが特徴です。早期治療で進行を抑制可能です。

 

シェーグレン症候群

涙腺や唾液腺など分泌腺に炎症が起こり、目や口の乾燥が続きます。関節痛や倦怠感を伴うこともあります。

 

全身性エリテマトーデス(SLE)
全身の臓器に炎症を起こす代表的な自己免疫疾患で、特に20〜40代の女性に多く見られます。関節痛、発熱、皮疹、腎炎など多彩な症状を呈します。初期症状として蝶型紅斑やむくみ、発熱が現れることがあります。

 

強皮症・皮膚筋炎・多発性筋炎
結合組織や皮膚、内臓に炎症や線維化が生じます。手指の皮膚硬化やレイノー現象が特徴で、全身型では肺や腎臓に病変が及ぶこともあります。多発性筋炎・皮膚筋炎では筋力低下や筋肉痛があり、特徴的な皮疹を伴うこともあります。肺線維症や悪性腫瘍の合併にも注意が必要です。

 

診断の流れ

膠原病の診断は、症状から病気を推測し、他疾患を除外しながら進めます。確定診断が難しい場合もあります。

 

  1. 問診・診察
    症状の現れ方、発症時期、強さなどを詳しく確認します。
  2. 血液検査
    免疫異常や炎症の程度、自己抗体の有無を調べます。リウマトイド因子、抗CCP抗体、抗核抗体などが診断の参考になります。
  3. 画像検査
  • X線・超音波:関節の骨や滑膜の状態を確認
  • 胸部CT・心エコー・尿検査:膠原病で多臓器への影響があるため重要
  1. 病理検査
    血液検査や画像診断で判断が難しい場合は、組織を採取して顕微鏡で確認します。
    ※抗核抗体やリウマチ反応が陽性でも膠原病でないことがあります。当院では本当に治療が必要な患者か慎重に見極め、不要な場合は経過観察を行います。

 

治療について~症状や重症度に応じた治療~

膠原病の治療は、免疫異常を抑え炎症を鎮めることが中心です。疾患の種類や活動性、症状・重症度に応じて最適な治療法を選択します。

 

■関節リウマチの治療薬の進歩
過去20年で治療は大きく進化しました。従来のステロイドや鎮痛薬に加え、免疫異常に働きかける抗リウマチ薬(メトトレキサートなど)が主流です。

 

■生物学的製剤・JAK阻害薬
生物学的製剤(TNF阻害薬、IL-6阻害薬など)は注射や点滴で投与され、炎症を強力に抑えます。JAK阻害薬は飲み薬で同様の効果があります。これらは関節破壊抑制にも優れています。

 

■ステロイド薬の使用と管理

ステロイドは炎症抑制に優れ、急性期には大量投与が必要なこともあります。
注意点:感染症、糖尿病、高血圧、骨粗鬆症など副作用のリスクがあります。自己判断で中止せず、医師の指導に従うことが重要です。当院では必要最小限の投与量と期間で、副作用管理に細心の注意を払います。

重症・難治性疾患への対応

  • 血漿交換療法:急激な病状悪化時に自己抗体や炎症物質を除去します。
  • 個別化医療:患者ごとに症状や進行の仕方が異なるため、遺伝子や細胞レベルでの個別対応を重視しています。

 

■寛解の維持
早期治療により、症状の進行を防ぎ、痛みや炎症のない状態を長期維持できる可能性があります。

 

当院のリウマチ・膠原病外来の特徴

  1. 専門医による診療:関節リウマチや膠原病の知識を持つ医師が的確な診断と治療を行います。
  2. 最新治療薬の対応:従来薬に加え、生物学的製剤やJAK阻害薬など全て導入可能です。
  3. オーダーメイド治療:症状や活動性に応じ、最適な治療を慎重に提供します。
  4. 生活の質(QOL)の向上:症状抑制だけでなく、患者さんの日常生活の質向上を目標に治療を行います。
  5. 地域連携:難病指定機関や専門病院と連携し、入院や専門検査もスムーズに対応します。

 

よくあるご質問

Q:膠原病は治りますか?
A:完治は難しい疾患もありますが、治療により症状のない寛解状態を目指せます。進行を抑えることが重要です。

Q:ステロイド薬の副作用が心配です
A:服用量や期間を慎重に管理し、副作用リスクを最小化します。自己判断で中止せず、医師にご相談ください。

Q:関節の痛みは整形外科ではなく内科を受診すべきですか?
A:関節の痛みや腫れの原因が、単なる外傷や変形ではなく、体全体の免疫異常による炎症(関節リウマチなど)である場合、リウマチ・膠原病内科が専門領域となります。特に、朝のこわばりや左右対称の関節の腫れ、発熱、倦怠感といった全身症状を伴う場合は、リウマチ専門医にご相談ください。

ご予約について

当院は予約制です。お電話にてご予約ください。

TEL:055-926-8739

※ご予約なしでも受診いただけますが、お待たせする可能性もありますのでご了承ください。

 

初診の際は、保険証、紹介状(お持ちの場合)、その他必要な書類をご持参ください。

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